東京沖縄県人会とは

創立70周年に向けて翔ぶ年へ

公開日 2025年01月01日

更新日 2024年12月28日

一般社団法人 東京沖縄県人会
会長 仲松健雄

 

 新年あけましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
平素は当会の事業運営に役員をはじめ会員ならびに関係者の皆様方に、ご支援ご協力を賜りまして御礼を申し上げます。

 

 日本経済は、エネルギーや原材料価格の高騰に伴うインフレや円安等により先行き不透明な状況にあり、米国トランプ大統領の就任により政権の政策に左右されることが懸念されます。
観光業界は訪日外国人客数が急増してインバウンド需要や国内旅行需要が急速に回復して好調を維持しています。 

 

 沖縄県経済状況は、観光需要の回復や個人消費の拡大、公共投資の増加により経済成長はプラスが見込まれています。
基幹産業である観光業は国内観光客の旅行需要が好調に推移することに加えて、航空路線やクルーズ船の増加によるインバウンド需要の増加により、入域観光客数が増加しています。
今年は沖縄北部に巨大テーマパーク「ジャングリア」がオープンすることから更なる観光需要が見込まれます

 

 東京沖縄県人会は、昨年4月1日に念願の一般社団法人として生まれ変わり、対外的な信用力の向上と会員の満足度向上に務めて参りました。
昨年11月16日に文京シビックホール大ホールで開催した「沖縄芸能フェスティバ2024」は、沖縄県うるま市と文京区の友好都市協定を締結した記念公演と位置づけて、沖縄県から人間国宝「大湾清之」先生をお招きし、本場沖縄の伝統芸能を東京で演じていただきました。
また、うるま市から中高生60名を招聘して現代版組踊「肝高の阿麻和利」を躍動感溢れるダイナミックな歌と踊りで演じてもらい感動をお届けすることが出来ました。

 

 今年の十干十二支は、「乙巳 (きのと・み)」 です。60年に一度巡ってくる乙巳年は、「成長や変革の年」・「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく」といった縁起の良い年になります。
固定観念にとらわれず、新しい考え方・やり方を積極的に取り入れることで、大きな成長を遂げることができる年になりますので、次の2点に注力したいと思います。
 一つ目として、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進です。
DXとは、デジタル技術を社会や組織に浸透させて人々の生活をより良いものへと変革することを指します。
一般社団法人化を実現した東京沖縄県人会は、入会手続きや会員管理のデジタル化を推進して業務効率化を図り、昨年導入したチケットペイ(フェスティバルチケット販売)の活用を更に進化させ、SNSにも積極的に取り組みます。
名実ともに業務効率化とその実行力のある団体として認知されるように取り組んで参ります。
 二つ目は、創立70周年までに会員数1,000名体制を構築します。
当会は、2026年に創立70周年を迎えます。4年に亘る「会員増強キャンペーン」が機能して現在会員数が700名を突破しました。
重点項目である「組織の拡大強化と財政基盤の確立」が順調に進展して、法人に相応しい体制が構築されつつあります。
その流れを更に加速させて会員数1,000名体制を2026年4月1日に達成したいと思います。会員の皆様方の更なるご協力とご支援をお願い致します。

 

 当会の原点は、「ふるさと貢献」と「沖縄愛」です。ふるさと沖縄のために何が出来るのかを皆様と共に考え行動して翔ぶ年にしたいと思います。
会員相互の交流を活発にしながら、お互いに励まし合い、助け合い、支え合い、ゆいまーる精神を持ちながら、翔ぶ年にしましょう!
 良い年でありますようにお祈り申し上げます。