東京沖縄県人会とは

「平成から新時代令和へ」

公開日 2019年05月01日

更新日 2024年08月25日

一般社団法人 東京沖縄県人会
会長 仲松健雄

 新元号「令和」が5月1日から施行され新時代が幕開けしました。

平成元年がスタートした1989年1月、当時私はサラリーマンで日々の仕事に追われ、沖縄の事や県人会とも無縁の存在でしたが、平成12年に独立起業して沖縄出身者や沖縄関係団体の皆様方と繋がりを持つようになり、沖縄に対する郷愁の念とふるさと貢献の思いが強くなりました。皆様方におかれましても、平成の30年4カ月は充実した人生を過ごされたことと思います。
 沖縄経済は観光業界や建設業界を中心に景気が拡大しています。平成元年、沖縄県への入域観光客数は267万人でしたが、平成30年度は999万9千人となりました。

また、沖縄県の人口増加率は、東京都に次いで全国第2位、公示地価の全用途上昇率は全国1位と3年連続で全国最高を記録して、沖縄県は平成30年間で経済成長と共に進化を遂げています。

30年前と比較すると隔世の感を覚えます。しかしながら、基地問題をはじめ県民所得や子どもの貧困問題・学力問題などの課題も残されています。

このような課題に対して沖縄関係諸団体との連携を図りながら問題意識を共有して、会員や関係者の皆様方のご理解をいただきながら、これらの課題解決にも協力して参ります。

清らかで美しいの意味を持つ「令」とおだやかで角が立たない、なごやかさを意味する「和」の組み合わせは、一般社団法人 東京沖縄県人会のスローガン「3つのわ ~会員の明るい輪、楽しい和、交流の環」に相通じるものがあります。会員相互の親睦と交流を図りながら「和をもって貴しとなす」の精神で一般社団法人 東京沖縄県人会の運営に務めて参ります。

新しい時代を迎え、気持ちを新たに、夢の実現に向けて会員の皆様と共に歩んで行きたいと思います。私は「ひとりでみる夢はただの夢、みんなで見る夢は必ず実現する」という信念を持っています。

 会員相互の交流と親睦をはかり、平和で豊かな郷土づくりに寄与する当会の目的を推進しながら、ふるさと貢献のために共に行動しましょう!そして、一般社団法人 東京沖縄県人会の夢の実現に向けて邁進しましょう!